薄毛・抜け毛の悩みがでてきたら、育毛剤について調べますよね。
そうすると、大きくわけて2つの種類がある事を知ると思います。
- 塗るタイプ
- 飲むタイプ
この違いについてみなさんは事実を知っていますでしょうか?
実際にどちらの育毛剤が効果があるのか、安全性の面も気になるところですよね。
一体どんな物がどのように効果があるのか見ていきましょう。
目次
飲む育毛剤と塗る育毛剤の違いは?
飲む育毛剤と塗る育毛剤の違いは、発毛に有効な成分の取り入れ方です。
- 飲む育毛剤
体の内側から発毛、育毛を促進する成分を吸収します。
- 塗る育毛剤
頭皮に直接塗布して発毛、育毛を促進します。
飲む育毛剤にはどんなものがある?メリットは?
飲む育毛剤なのですが主に3種類にわける事ができます。
それぞれのメリットやデメリットを見ていきましょう。
医薬品のお薬
お医者さんで処方してもらえるお薬であり、高い効果が期待できます。
ただし、薬のほとんどが健康保険の適用外となってしまうため、全額自己負担となることがほとんどです。
医薬部外品として販売されているサプリメントタイプ
医師の処方箋を必要とせずに気軽に購入するなら、育毛サプリがお勧め。
こちらは医薬品ほど成分が強くないため、医薬品ほど高い効果が期待できませんが安心して飲めるのがポイントです。
海外輸入の育毛剤
海外製の飲む育毛剤を扱っている個人輸入のサイトなどもあるのでそこから手軽に、飲む育毛剤を購入することも可能です。
ただし、お医者さんから処方された薬ではないため、安全性やその人の体に合うかどうかがわからないため、服用は全て自己責任となってしまいます。
飲む育毛剤のメリット・デメリットは?
飲む育毛剤のメリットは、何と言っても効果ですね。
体にダイレクトに吸収され、体の内側から発毛、育毛を促進してくれるため比較的高い効果を実感しやすくなっています。
しかし、良い事ばかりではなく、デメリットも。
薬の効き目が強いため薬の種類によっては副作用を引き起こしてしまうケースも少なくありません。
フィステナリドという成分が含まれている飲む育毛剤には、副作用として性欲の減退や、胃痛、頭痛などが報告されていますが、副作用は比較的起こりにくい有効成分です。服用を一旦やめてしまうとその反動で抜け毛が増えてしまうという副作用の報告もあります。
また、男性用の塗る育毛剤にも使われているミノキシジルが配合されている飲む育毛剤もあります。
これによる副作用は、全身のほてり、めまい、多毛症などがあげられていて、またアレルギー症状が出る方もあり、人によっては強い副作用が見られることもあります。
塗る育毛剤のメリット・デメリットは?
飲む育毛剤のメリットは塗る育毛剤よりも副作用や、体調変化が起きにくい事が特徴です。
口から含む栄養は生命の維持に先にまわされ、頭皮への栄養が後回しになってしまいます。
その点、塗る育毛剤なら、頭皮に直接働きかける事ができます。
塗る育毛剤のデメリットは何といってもめんどくさいところ。
毎日2回お風呂あがりなどに頭皮をマッサージすることが効果的としていますが、飲む育毛剤よりも考えるだけで手間がかかるのはわかりますよね。
また、汗をかいてしまったり、雨に濡れてしまうと効果が薄れてしまう事がありますので、そういった点では飲む育毛剤のほうが便利に利用できます。
両方とも即効性は見られない
飲む育毛剤も塗る育毛剤も、劇的に育毛効果が見られる製品ではありません。
やはり塗る育毛剤と同様に毛周期に合わせて育毛効果が徐々に現れてくる製品です。
そのため最低でも3か月程度は続けてみないとその効果を実感できません。
また医薬品の場合は保険がきかないので薬代が高くなり、継続するのが難しくなるケースが多いようです。
結局どっちの育毛剤がいいの?
どちらも育毛の効果はあると言えます。
しかしどちらも即効性の効果を期待できる訳ではありません。
医薬品の場合は即効性があるかもしれませんが、副作用のリスクなどを考えると、薬から栄養成分を吸収するのではなく、食事から栄養を摂り、育毛・発毛に効果的な成分を塗る育毛剤で補っていったほうが良いと思います。
もちろん、飲む育毛剤と塗る育毛剤、両方を使い、ケアしていく事が1番効果的ではありますので、可能な方はどちらも使用していきましょう。
飲む育毛剤は女性の薄毛に効果あり?塗る育毛剤と比較!まとめ
医薬部外品の飲む育毛剤は、育毛効果を促すための食品が含まれた栄養たっぷりのサプリメントだったりもします。
つまり、自分で育毛効果のある食事をするのと変わらない事もあるという事。
まずは食生活の見直しをしてみてから育毛剤に頼るのも遅くないとは思いますよ。
食事で薄毛を改善していきたい場合には⇒抜け毛・薄毛を予防する食べ物・飲み物はこれ!食生活で薄毛を改善させる!を参考にしてみて下さいね。