- 「薄毛になってきたし、そろそろ育毛剤をつかうべき?」
- 「とりあえず育毛剤を使ってみたけど、あまり変化がない・・」
- 「私の薄毛は皮膚科に行くべきなの?」
- 「植毛に行ったほうがいい?」
薄毛になりはじめたら、どんな育毛剤をつかうべきなのか・皮膚科に行って相談すべきなのか・もう植毛するしかないのか、境界線ってわかりずらくてすごく迷いますよね。
「自分の薄毛が今どんな状況なのかイマイチわからない」という方って実は多いんです。自分にあわない育毛方法をずっとおこなっている方もいます。
女性の薄毛の原因はさまざまなので、皆が皆、同じ方法で薄毛を改善できる訳ではないんですよね。
ですから今回当サイトでは、あなたが1日でも早く薄毛を改善できるよう、それぞれの方にあわせた育毛方法をご紹介していきます。
もし「どうして薄毛になってしまったのか原因がわからない」という方は、髪や頭皮の状況をチェックしてみてください。
薄毛の原因からかんがえられる髪・頭皮の状況もお伝えしていきます。
目次
主な薄毛の原因は6つ。それぞれに対策は異なる!
薄毛の原因というのは様々でケア方法もそれぞれ異なります。
私生活を見直すだけで改善することもありますし、皮膚科や育毛ケア商品に頼ったほうが良いこともあります。
あなたの薄毛は何が原因で、どんな対策をすれば良いのか見ていきましょう。
6つの主な原因から、対策方法をまとめました。
※原因リストをタップすると気になるところまでスクロールしてすぐに見ることができます。
もし「自分がどれにあてはまるのかわからない」という場合は、原因ごとに髪や地肌の状況を確認してみてくださいね。
また上記のどれも当てはまらず「なかなか髪の毛が生えてこない!」と言う方はこちらの対策を確認してください。
「髪のトップにボリュームがでない」は加齢による薄毛のサイン
歳をとると肌がおとろえていくように、髪の毛も目に見えるかたちで変化があらわれます。日に日にふえていく髪・地肌トラブルを、育毛ケアで事前に回避していきましょう。
こんな症状がでてきたら、加齢による薄毛のサインです。
- 「髪の毛がぺちゃんこになって、トップにボリュームがでなくなった」
- 「髪の毛のハリやコシがなくなって、1本1本が細くなってきた」
- 「分け目・つむじが目立つようになってきた」
- 「地肌がかさつきがちで、抜け毛が増えてきた」
なぜこの年代になるといきなり薄毛に悩まされてしまうのか?というと、女性ホルモン(エストロゲン)が減少してしまうことがおおきく関係しています。
エストロゲンとは生理前に分泌されるホルモンのこと。妊娠にそなえた排卵周期にあわせ女性の心身を良いコンディションにととのえてくれています。
体や肌はもちろん、髪をつくり、育て、美しくするホルモンとも言われ、女性にとっては欠かせないものです。
しかしこのホルモンは、40代後半になってからむかえる閉経によって、いっきに減少。それとともに髪の質が悪くなったり、毛の量がどんどん減っていってしまうのです。
また女性ホルモンが減少することで、男性ホルモン(ジヒドロテストステロン)が優位にたってしまうとも言われています。
この男性ホルモンは毛母細胞の活動を低下させる働きがあり、閉経をむかえた女性にとっては非常にやっかい。
髪の毛を発育させる前に、毛を抜けおとしてしまうため、どんどん薄毛を悪化させてしまうのです。
加齢による薄毛には、大豆製品をとる+女性ホルモン促進の育毛剤が効果的
加齢による薄毛は、閉経と男性ホルモンが優位にたつことが原因。
しかしどちらも自然におこりうることで、わたしたちが自由にコントロールすることは不可能ですよね。
なら「加齢による薄毛はなおせないの?」と思うかもしれませんが、そんなことはありません。何歳になっても、女性ホルモンを促進することはできます。
- 大豆製品を摂取する
- 育毛剤を使い、対外からも女性ホルモン促進をうながす
女性ホルモンを促進したいなら、これらの方法を試してみてください。
大豆製品を積極的に摂取する
大豆製品にはイソフラボンが含まれていて、このイソフラボンはエストロゲンに似た働きをしてくれます。
イソフラボンを摂取すると体内でエストロゲンと判断し、女性ホルモンが促進されているのとちかい状態になるのです。
効果には個人差があるものの、1日に2回朝と夜に摂取するのが理想。
納豆・お豆腐・豆乳・きな粉や、調味料の醤油・味噌など、わりと手軽に摂取することができるので朝と夜に納豆を1パックずつ食べてみてくださいね。
豆乳なら1本200mlが理想です。
女性ホルモンを促進してくれる育毛剤を使う
上記でお伝えした大豆を取ることももちろん大切ですが、それだけでは薄毛への改善に少し時間がかかります。
というのも、体内から取り入れた栄養は生命を維持することが優先。髪の毛まで栄養が届くのは後回しなのです。
ですから食べ物からだけでなく、頭皮に直接女性ホルモンの分泌をうながす育毛剤を使うことをおすすめします。
女性ホルモンを促進できる育毛剤で有名なのは、イソフラボン、他にはザクロやプエラリア入りの育毛剤です。
当サイトでもおすすめの商品を紹介していますので、詳しくはこちらをチェックしてみて下さいね。
「子供を産んでからいきなり抜け毛がひどくなった」のは産後の薄毛
出産を終えたママ達をおどろかせるのは、産後の抜け毛。
お風呂に入るたびに髪の毛がごっそり抜けて、このままハゲてしまのではないか…と不安になる方も多いようです。
しかしこれは、妊娠中に増えた女性ホルモンがもとに戻ることが原因。
そもそも抜けるはずだった毛が妊娠中に増えた女性ホルモンの影響で抜けず、産後、ホルモンが戻ろうとするタイミングでいっきに抜け落ちてしまうのです。
ですから、産後の抜け毛というのは正常なこと。半年すれば落ち着いてくる方が多いので安心してくださいね。
産後「どうしても抜け毛が気になる」そんな時は育毛剤に頼ってみる
上記でもお伝えしたように、産後の抜け毛は自然におさまってきます。
しかし半年たっても抜け毛がおさまらない方は別。
ストレス・睡眠不足など子育ての疲労がたまってしまっていて、抜け毛が悪化してしまう可能性も否定できません。
子育てや生活リズムになれてこれば自然に抜け毛はおさまりますが、それまで抜け毛によるストレスがたまってしまうことだってあります。
ですから「どうしても抜け毛が気になる」そんな時は育毛剤に頼ってみるのが良いでしょう。
育毛剤を使うことでどんなメリット・デメリットがあるのか、詳しく知りたい方はこちらを確認してみてくださいね。
ママにも赤ちゃんにも影響なく、授乳中でも安心して使うことができる産後専用の育毛剤も紹介しています。
「円形脱毛症ができたら」ストレスによる薄毛が原因
年齢関係なくおこりうる薄毛・抜け毛もあります。こんな症状がでていたら、ストレス・アレルギーが関係している薄毛。円形脱毛症です。
- 10円~500円玉くらいの大きさで丸く毛がなくなった
- ある時からいきなり抜け毛がひどくなった
- アトピー・アレルギーをもっていて地肌がかゆくなることがある
- 環境の変化とともに、丸く抜け毛ができた
なかなか自分では気づかないストレスも円形脱毛症の原因になります。
また円形脱毛症は、アレルギーも関係していると言われ、科学的証明こそわかっていませんが、円形脱毛症に悩む40%の人がアトピー性皮膚炎やぜんそくといったアレルギーを持った人だそうです。
円形脱毛症は保険が適応される。まずは皮膚科へ!
だいたいの薄毛・抜け毛は保険適応外ですが、円形脱毛症は保険が適応されます。
皮膚科に行き、内服薬・外用薬・局所免疫療法・注射・光線療法(PUVA)・ステロイドパルス療法など、その医院にあわせた治療をおこなってください。
個人差はあるものの、効果は早くて3ヶ月~1年以内に新しい毛が生えてくることがおおいようです。
「頭皮が油っぽく、抜け毛がひどい」のは食生活の乱れ
頭皮がベタつきやすく、抜け毛がひどい原因は2つ。
1つめは、食生活の乱れがおおきく関係しています。
コンビニ弁当・外食ばかりで偏食がちになっていたり、アルコールをとりすぎていませんか?
これらの食べ物やお肉や塩分・糖分といった抜け毛を悪化させる食べ物ばかりを摂取していると、血行不良になり、血液がドロドロになります。
これによって頭皮に老廃物がたまり、栄養がうまく頭皮まで届かず、抜け毛をひきおこしてしまうはめになります。
食生活が乱れている方は食べ物を見直すことが大事!
食生活が乱れている方は言うまでもなく、食べ物を見直すことが大前提です。
野菜や魚中心の生活に切り替えて、お肉や塩分・糖分を控えましょう。
また、薄毛の改善を助けてくれる食べ物を積極的に取り入れるのも良いでしょう。
大豆製品や海藻類、生カキやゴマなどは薄毛を改善してくれる要素をたくさん含んでいます。
もっと詳しく知りたい方はこちらも参考にしてみて下さいね。
「頭皮が油っぽく、抜け毛がひどい」のはヘアケア商品の選び方を間違えている
地肌がベタつきやすい方は、シャンプーなどのヘアケア商品を選ぶ時にスッキリ洗えるものを選びがちですが、これがさらに地肌をベタつかせる原因にもなっています。
一般的にドラッグストアで安く大量に売られているシャンプーはNG。
使われている原料は洗浄力が非常に強く、必要な皮脂まで取り過ぎてしまいます。
ベタつく頭皮がスッキリするのは気持ち良いですが、ある一定の潤いが保たれていないと、肌を乾燥させないように皮脂がさらに分泌されすぎてしまうのです。
改善するどころか悪化してしまいますので、ヘアケア選びには注意しましょう。
地肌のベタつき・薄毛を改善するなら「アミノ酸系シャンプー」がおすすめ
地肌がベタつきやすい方は、とにかく洗浄力のやさしいシャンプーを選ぶことが大切。
おすすめなのはアミノ酸系のシャンプーです。
アミノ酸系のシャンプーは、地肌に必要な皮脂を残しながら洗髪できるのが特徴で、薄毛・抜け毛への予防も期待できます。
人間や動物、植物など生命のあるものすべてはアミノ酸がつくられていて、爪や髪をつくるタンパク質の元。
頭皮環境をととのえながら、育毛改善につながるので頭皮がベタつく方にぴったりのヘアケアアイテムです。
アミノ酸の働きについて詳しく知りたい方はこちらを参考にしてみてくださいね。
当サイトではアミノ酸系のシャンプーで「マイナチュレ」のシャンプーをおすすめしています。
詳しく知りたい方はこちらを参考にしてみてくださいね。
「生え際が後退しておでこがひろがっている」のは髪・地肌に不可をかけすぎ
若い女性におおい、牽引性脱毛症。
- 耳の上だけ髪の毛がうすくて地肌が目立つ
- おでこが年々後退してきているように感じる
- エクステをつけていた部分だけやたら髪の毛が薄い
- 前髪の分け目だけ髪の量が減ってきた気がする
上記にあてはまる方は、本来なら元気である髪の毛も無理やり抜いている状態です。
毎日髪をむすんだり、とめたり、コテやヘアアイロンを使ってヘアアレンジをしていませんか?また、毎日同じ分け目の危険です。
常に髪をひっぱっているような状態で、どんどん薄毛が進行してしまいます。
とくに耳の上やおでこの部分がひろがっていくる方がおおく、髪を耳にかけるのも嫌になるくらい地肌が目立ってしまうことも少なくありません。
おでこ・耳の上の薄毛は、ヘアスタイルを意識すれば自然に回復する
牽引性脱毛症は自然に髪の回復が見込めます。
そのためにはまず、髪や頭皮にダメージを与えないことが大切。
おしゃれをしたい気持ちもわかりますがヘアアレンジはそこそこにして、髪を結ばなくてはいけない時などがあってもなるべく短い時間にとどめてくださいね。
もし「仕事柄どうしても毎日髪を結ばなくてはいけない」「薄毛が気になって仕方ない」「自然に毛が生えてくるまで待てない」という方は。最終手段の育毛剤を使ってみても良いと思います。
育毛剤というと「40代くらいから使うイメージ」という方も多いようですが、育毛効果は自然回復よりももっと早く見込めるため、最近では20代の女性も数多く利用しています。
当サイトでは20代女性が求める育毛剤のポイントから、人気の女性用育毛剤ランキングをまとめましたので、こちらも参考にしてみてくださいね。
1~2年以上同じ場所から毛が生えてこない方は植毛へ
様々な原因をお伝えしてきましたが、それでも1~2年間同じ箇所から毛が生えてきていない方もいると思います。
そのような場合、毛根がほぼ死滅しています。
皮膚科や育毛剤での再生は難しいかもしれません。
自分で判断するのはなかなか難しいですが、1~2年くらい毛が生えてこない場合は、植毛をおすすめします。
このような場合は、増毛や植毛を実行に移すタイミングかもしれません。
- 長年を経て地肌がかなり目立つようになった
- はえてくる毛が薄く細くて短い
- 髪がボコボコしている
増毛は美容院感覚で気軽にできるのが利点です。
しかし、毛を結びつける方法なので、もとの毛が抜けるとそれまで。成長とともに結んだ位置も下にずれますので、分け目がまた薄くなってしまいます。
薄毛が目立ってくるのが嫌な方は、植毛を選びましょう。
植毛は頭髪ではなく、頭皮に毛を植え付けます。以前は人工毛を植え付けていましたが、最近は自毛による植毛が主流。
後頭部から、元気な毛根を皮膚ごと採取し、それを薄くなっている頭頂部などに植え付けていきます。
自分の毛という安心感がある方もあるので、抵抗は少なめ。
しかし、保険がきかずに費用が高いクリニックばかりなので、十分に下調べや検討することをおすすめします。
自分にあったケア方法でいち早く薄毛改善を
薄毛のケアはどんな方法であっても手間や費用は正直かかります。
しかし自分にあわせたケアをおこなっていくことが、薄毛を改善する1番の近道です。
適切なケアをはじめて1日も早く薄毛改善を目指してくださいね。