ノンシリコンの女性用育毛剤って良いの？どんな人が使うべき？

最近、ブームをまきおこしている『ノンシリコン』

テレビＣＭやドラッグストアでもよくノンシリコンシャンプーと聞く事が多いのでは？

そして「ノンシリコン育毛剤」と呼ばれるものが耳に入るようになりました。

このノンシリコンは髪にどのような影響を与えるのでしょうか？

詳しく説明していきます。

 そもそもシリコンって何？

シリコンは化学反応で、人工的につくられるものになります。

育毛剤のほかにヘアケア商品やスキンケアに広く使われていて、髪の表面をコーティングしてくれます。

そのためキューティクルが守られる作用があるので、スベスベになり髪の感触はよく感じます。手触り良く艶を出すなどの効果があります。

髪の毛にはどんな働きがあるの？何のために入っているの？

著作者:piXelRider

コーティング剤のような働きをするシリコンは髪に皮膜を作り保護する役目があります。

ヘアケア剤にシリコンが配合されているのは、髪をコーティングし守る働きをしてくれる働きがあるという事。

シャンプーでもそうです。大抵の製品にはシリコンが含まれ、髪がきしんだりするのを防いでくれます。

しかし、ダメージが補修されるのとは少し違います。

簡単に言うと、以下のような効果が得られます。

• 指どおりがなめらかになる
• 髪がツヤツヤでさらさらになる
• 髪と髪の摩擦力も軽減される
• キューティクルも剥がれにくく髪が傷みにくくなる

しかし、髪の表面にまくをつくり、切れにくくするのを防ぐためのもので、本当に髪本来がダメージのない健康な髪になったわけではないという事です。

つまり、あれば良い効果もあるが、なくても良い物とも言えます。

ノンシリコンがブームなのは一体何で？

シリコンがあれば、髪のツヤは生まれるのに、なぜノンシリコンにする必要があり、ブームとなっているのでしょうか？

それは、髪をコーティングするのであれば頭皮全体も毛穴部分も覆われてしまうことになり、ツヤを出すコーティングが反対に育毛を邪魔すると言われているからです。

ですが、正直なところ、微量の配合は頭皮には差が見えるほどの影響はありません。

シリコンの影響があるとされるのは敏感肌の方です。

アトピーをお持ちの方や、脂性肌、乾燥肌の方は、頭皮の毛穴の詰まりの原因になり、育毛剤の浸透率が悪くなってしまうと考えられているのです。

結局のところ、シリコンはダメでノンシリコンが良いの？

最初にお伝えした通り、シリコンは化学反応でつくられています。

頭皮にシリコンが付着し、頭皮がかゆくなりかぶれてしまう方もいるので敏感肌の方はお勧めできません。

通常に使用していれば肌に影響はないとされていますが、長い目での使用を考えた時に化学反応を避けたいという意見もあるようですね。

結果的に言うと、肌の使用に異常が生じていなければ、シリコンが入っていてもさほど問題ではありません。

しかし、自然派な物を使用したい。敏感肌で気になるという方はノンシリコンの物をお勧めします。

敏感肌の方は無添加のノンシリコン育毛剤がおすすめ

敏感肌の方にはノンシリコンのシャンプー・育毛剤の使用をお勧めします。

どちらも長期間で使用するものなので、肌の荒れやすい方は低刺激のタイプを選びましょう。

添加物が使われていない無添加育毛剤を選ぼうとするときは成分を必ずチェックしてみて下さいね。

ノンシリコンの女性用育毛剤って良いの？どんな人が使うべき？まとめ

シリコンそのものは髪や頭皮に微量であれば悪影響がないとされているため、国での使用も認められています。

しかし、有機栽培や国産にこだわるといったように、自然派の物を使用したいという方や、肌荒れが気になる方、敏感肌の方には選ばれています。

ノンシリコンの育毛剤やシャンプーについいて興味のある人は以下を参考にしてみて下さいね。