人間の髪には毛髪サイクルがあり、休止→成長→衰退を繰り返しているため、衰退時の髪の毛は自然と抜け落ちていきます。
普段髪の毛をブラッシングしたり、シャンプーの時に抜け落ちている毛は、衰退期を迎えた毛髪なのです。
しかし、朝起きてみて枕にびっしりと抜け毛がついていると、心配の種になってしまいますよね。
もしかして、そろそろ育毛剤を使ったほうが良いかも?と思っている方もいるのではないでしょうか。
育毛剤を使い始めるポイントを見ていきましょう。
目次
抜け毛があっても多少なら問題なし
少しでも抜け毛の本数がいつもより多いと、それだけで大きなストレスを抱えてしまっていたものです。
しかし抜け毛は自然現象ですからそれほど心配しなくても大丈夫です。
それは人間の抜け毛の平均本数は一日あたり50本から100本程度あるからです。
それなので単に抜け毛が多いからと言って、すぐに薄毛と結びつけるのはよくありません。
よからぬ心配をしてストレスをためるだけになってしまいますよ。
正常な毛髪サイクルが整っているなら、抜け落ちた毛穴から髪の毛がまた生えてくるのです。
それが生えてこなくなってしまうと薄毛が進行してしまうのです。
それでも抜け毛の量が増えるとやはり心配になりますよね。
特に自分の髪の毛の量を気にされている方は、抜けた毛の量が気になると思います。
薄毛になるかどうかを見極めるポイントについて紹介していきたいと思います。
最初に髪の毛が抜ける量や時期について理解を深めておくといいですよ。
一日を通して髪の毛が最も抜けるのは?
1日の中で最も髪の毛が抜けおちてしまうのは、シャンプーの時です。
シャンプーの時は頭皮をマッサージするのでその時に髪の毛が最も多く抜け落ちるのです。
また、髪の毛にも季節によって抜ける量が増える時期があります。
枕元の毛はすぐに少なくなるかもしれません。
もっとも抜け毛の量が増えるのが、夏から秋にかけてです。
夏の強力な紫外線の影響で頭皮が大きくダメージを受けてしまうのですが、その影響が秋近くになってでてきてしまいます。
その理由について詳しく知りたい方、予防方法は
⇒紫外線で受けた頭皮ダメージは薄毛の原因。回復には育毛剤が効果的!を参考にしてみて下さいね。
薄毛になるかも?あなたの毛は大丈夫かチェック!
薄毛の兆候を見極めるポイントは、抜けた毛をチェックするとわかりますよ。
本来健康な髪の毛というのは
- ある程度の太さ
- ある程度の長さ
- まっすぐな状態
といった状態の髪のことです。
これが寿命を迎えると抜け落ちてきます。
抜け落ちた髪の毛が
- 全体的に細い
- 短い
- まっすぐではなくうねりがある
ということは健康な髪の毛が生えていないという証拠になります。
しかもある程度の長さがあっていいはずなのに短いということは、髪が十分に成長しない段階で抜け落ちていると判断できるわけです。
髪の毛は量も大切ですが、その太さや長さも大切なポイントですね。
量自体が変わらなくても太さや長さに変化が起これば、髪全体が薄くなったように感じられてしまいます。
一向に抜け毛の量が減らないときは
また抜け毛の量が一向に減らない場合も薄毛の兆候が感じられます。
一時的に抜ける量が増えたとしてもしばらくすると抜け毛が落ち着いてくるはずです。
それが収まらない場合はやはり毛髪サイクルが乱れていると判断できます。
もしも抜け毛の量が増えてきたら、対策としては頭皮にしっかりと栄養を与えて健康な髪の毛が生えてくる土台を作ってあげることが大切です。
そのためには育毛剤を使用するのもおすすめですよ。
女性用の育毛剤には髪の成長を助けてくれる有効成分がたっぷりと含まれているのです。
栄養成分を届けるのと血行を促進させ、髪の毛を作りだす毛根細胞の活性化をする事もできます。
劇的な効果は感じられませんが、続けて使用していると段々と抜け毛が減少していきますよ。
朝起きたら枕元にたくさんの抜け毛!育毛剤を使用したほうが良い?まとめ
朝起きて枕元に抜け毛がどっさりあったら、びっくりすると思います。
しかし、人間は1日何本も髪の毛が抜けますから、そこまで大量でもなく、1日2日でしたらそんなに気にする事はありません。
1つだけ言える事は、何日もたくさん髪の毛が抜けてしまう状況ならば育毛剤を使うサインです。一度考え、どうしても心配な方は医師に診てもらうべきだと思いますよ。